読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

オレンジ畑でつかまえて

渋谷のWebサービス企業の中の人。

ビアガーデンにて

10日前。

 

 

 

人事部M本(以下、M本)「そういえば、ブログのタイトルってどうなりました?ちゃん考えてます?」

 

小生「考えてますよ。考えてますとも。寝ても覚めてもブログのタイトルのことばっか考えてますとも。けどね、なかなかええのがないねんな、これが」

 

M本「何か候補はあるんですか?」

 

小生「考えに考え抜いた挙句、『厨二病克服日記』ってのにしようと思ったのよ。ニュースのヘッドラインにもされちゃったし、開き直っていっそのことネタにしたろかなと。川崎さんも『イイネ!』とか言うてはったし。そしたら広報にバッサリNGくらっちまいましたともさ」

 

M本「ダメですか?『厨二病克服日記』?」

 

小生「ダメっぽいね~、どうやらダメっぽい。広報から『長い付き合いになるブログなので、冷静にお考えください』とかたしなめられた。小生、なんだか悲しい気持ちになったよ、そこは。大人として。30過ぎた大人として」

 

M本「他には何かなかったんですか?」

 

小生「いや~、色々考えたわけ。『道玄坂じゃない方の渋谷ではたらく社長のブログ』とか、『mixiポイント3万を使い切るまで死なない日記』とか」

 

M本「パクリじゃねーか!」

 

小生「オマージュと言え、オマージュと。そもそもこのブログ、どういうトーンで書けばええの?」

 

M本「それはあなた、軽妙洒脱な筆致で縦横無尽に世相を切りつつ、時に深みある考察で経営の本質に迫る、そういうブログじゃないすか?」

 

小生「どんだけハードル高いんだよ。。。

けどこれは非常に悩ましい問題ですよ。ポップなトーンでいくべきなのか、ド真面目なトーンでいくべきなのか、小生には皆目見当がつかぬ。

ともすればですよ、軽快感を演出しようとすると、やれ『新興業界の軽薄な若造』呼ばわりをされ、ド真面目だと『ウェブ業界にあるまじき保守っぷり』とか言われる。

とかくこの世は住みにくい」

 

M本「悩み深いですね~」

 

小生「だいたいやね、どこの世界に決算発表にスーツで臨んだらコンサバ呼ばわりされる上場企業があるのさ!?

なんならあれか?次回の決算発表はビーサンと短パンで登場するか?『かりゆしウェアは正装です』で通してみるか?」

 

M本「いやぁ、それはないんじゃないですか?」

 

小生「あるわけねーだろ!

そもそもにおいてこれ、どういうネタ書けばいいの?別に毎日IVSがあるわけでもないし、これといって華々しい出来事があるわけでもなく、こちとら毎日真面目に粛々とお仕事しとるわけですよ」

 

M本「日常のなにげない様子を書き綴ってみればいいんじゃないすか?ランチで何食べたとか」

 

小生「ランチ?ランチだと!?貴様、小生のグルメ事情を知った上での放言か?

月曜『今日も大勝軒に行きました。僕はあつもりが好きです』、火曜『今日も大勝軒です。思い切って餃子も頼んでみたよ』。

見ず知らずの人間が毎日ラーメン屋のメニューを列挙するだけのブログ、本当に面白いと思うの?ニーズあると思うの?存在価値あると思うの?小生なら読まねー!!」

 

M本「そんな詰められても。。。」

 

小生「それにね、根本的な問題として小生、遅筆なのよね。ブログとか日記とか書こうと思ったら、それだけで業務時間が終わってしまうともさ。

いいんですよ。ブログのアフィリエイト収入がドカドカ入って売上が上がるって言うなら。セグメント別売上に「社長ブログ・アフィリエイト収入」って項目ができるくらいまで売りが立っちゃうって言うならさ。

あ、あれだ!代筆してもらおう、代筆。なんかクラウドソーシングとかでそういうの書くの好きそうな人を募って」

 

M本「いやいやいや、それはダメでしょ」

 

小生「大丈夫!○○さん(註:広報修正)のメルマガもほとんど本人書いてないって言うやないの!想像で書いてもらえばええやないか!」

 

M本「めちゃめちゃ言わんで下さいよ」

 

小生「じゃ、とりあえず今までの会話、M本さん全部書いといて!」

 

M本「え?」

 

(以上、人事部水本の議事録を大幅加筆修正。一部広報修正済み)