オレンジ畑でつかまえて

渋谷のWebサービス企業の中の人。

サンデーサイレンス産駒に学ぶ、なぜなぜ分析

めっちゃホリデイである。めっちゃめちゃにホリデイなのである。

考えてみたらここんところ週末は役員合宿やら何やったりしたわけで、土曜は久方ぶりにフルタイムのお休みなのだ。

空はピーカン。ここはひとつ、ズバッとサマータイムと洒落こもうじゃないか。

 

そんなこんなで人知れずひっそりと再開した乗馬に勤しむべく、首都圏某所の乗馬クラブを訪れたのである。

馬に乗る度、今の自分の体のキレなさにそこはかとない悲しみを感じつつ、それでも人馬一体で一心不乱に障害飛ぶのってええやないの!ということで週末ライダーを楽しんでいるのだ。

土曜のお相手はトロフィー君。名門パカパカファーム出身のセン馬10歳。人間であれば小生よりちょいと上の年代といったとこであろうか。映える毛艶に流星も鮮やか。なかなかのハンサムガイである。

 

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このトロフィー君、現役時代は平地や障害レースで活躍していたらしい。生涯獲得賞金は1億超。今は乗馬として第二の人生を歩んでいるのだ。

父はあのディープインパクトやスペシャルウィーク、サイレンススズカをはじめとする数々の名馬を生み出した日本を代表する大種牡馬、サンデーサイレンスという良血馬である。まさにサラブレッド!

 

サンデー産駒といえばご案内のとおり、競走能力の高さも然ることながら、その気性の激しさでも名高い。

乗馬としての調教を受けたトロフィー君は基本的に気の良い愉快な奴なのだけど、時として父親譲りの性格がちょいと表れる時もある。

たまにワイルドに飛び跳ねてみたりもするわけだ。

 

さて、騎乗中に馬が飛び跳ねるといったことはままあるけれども、脊髄反射的に叱り飛ばしてはいけない。なんとなれば、馬が跳ねる原因というのは様々なのだから。馬には馬の事情があるのだよ。

乗り手の指示出しが悪かったり、拍車が腹に食い込むのを嫌っていることもあれば、遠くで開いた傘に驚いたり、近づきすぎた後続馬にバックスピンキックをかまそうとしていることもある。単にふざけているのかも知れない。

ことほど左様に馬が飛び跳ねる原因一つをとってみても多岐に渡るわけで、杓子定規な対応方法など存在しない。自身の騎乗スタイルを自省すると同時に周囲の様子を常に観察し、原因を探った上で可及的速やかに対応する必要があるのだ。

先達は仰った。「頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそういうものだ」と。乗馬もまた、そういうものなのである。

ちなみに小生が初めてトロフィー君に騎乗した際にも突如としてトロフィー君が飛び上がるというインシデントが発生した。この時はどうやら馬場の外を横切った野良猫に驚いたらしい。なかなかファンキーな御仁である。

 

先日、弊社社員を対象とした育成プログラムが始まったことは、弊社役員まじめコンテンツ担当であるところの荻野ブログに詳しい。

http://ogino.blog.mixi.co.jp/entry/2013/07/05/224650

その席上で再三お伝えしたのが、問題の本質を突き詰めて考えるということ。現象として目に見えている問題に脊髄反射で飛びついてはいけない。人間は考える葦だと言うではありませんか。

「問題の真の原因に迫るためにWhy?を5回考えろ」なんてことは社会人諸兄姉は誰しもが知るところの基本のキではあるのだけれど、ちゃんとそれを実践しましょ。

さもないと、拍車を嫌がる馬にぐりぐり拍車を押し付ける、なんて頓珍漢なリアクションを採ってしまいかねないのですから。なんてことを自戒を込めつつね。

 

ということで以上、細かすぎて伝わらない馬の例えシリーズでした。

たまにはなにかしら訓示めいた内容を書けとのお叱りを受け、筆が滑るままに書き出してみたらあまりにもとりとめない惨状と相成り、他ならぬ小生自身がドン引きであること、読者諸賢にはここで白状せねばなりません。

明日からも馬車馬のごとくがんばりましょ。

 

そんじゃーね。